神殿の舗設(ほせつ)と、注連縄(しめなわ)、榊(さかき)、その他

神殿を祀る場所が決まりましたら、そこに棚を作ります。鴨居などを利用するのが一番よいでしょう。 棚の中央に神殿をすえ、左右にお榊や燈明具を立て正面に注連縄を張ります。 神殿は、お正月に近づく頃にたつ歳市や神具店で求められます。いろいろな形のものがありますが、神棚の広さ、大きさによって、適当なものを選んで下さい。

注連縄は、普通、稲藁で左綯(ひだりない)にしたものを用います。 これは神聖なる場所を示す標示で、四垂(よたれ)あるいは八垂(やたれ)の紙垂(しで)をつけます。 紙垂は、自分で作ってもよいのですが、氏神様に行けば、すぐいただけます。しかし、場合によって略してもかまいません。

お榊は、常に生々と、みずみずしいものでなければなりません。 榊(さかき)は、栄える木との意味で、地方によっては、樫、松、杉、樅(もみ)なども用います。常緑樹であることが大切なのです。 これは、榊立てに入れて供えます。

燈明具は、ロウソク立て、陶器、真鍮製のもの、電燈式のものと、種類がたくさんあります。 その他、お供えをするための三方(お供えをのせる台)・瓶子(へいし)・皿なども、適宜用意する必要があります。

[注連縄の向き]牛蒡注連(ごぼうじめ)
注連縄
左右どちらにするのかわからない方も多い注連縄(しめなわ)ですが、神棚の前にこのように向けます。白い紙のことを「紙垂(しで)」といいますが、その紙垂の織り方に流派があり地域ごとに違うこともあります。 尚、「紙垂」を「四手」「垂」とも書きます。 この垂れを付けた領域は聖域の印なので、他の縄とは区別するためについています。


01・神棚について(内祭)家庭の神様
02・内祭用神殿のまつり方
03・神殿の舗設(ほせつ)と、注連縄(しめなわ)、榊(さかき)、その他
04・神座について(お神札の納め方)
05・お供え物と、器、供え方など
06・神殿を拝する作法・二拝二拍手一拝
07・祓詞(はらえことば)
08・神殿拝詞
09・お神札について
10・History of the Kamidana

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